英語の型として知られる5文型をとにかく簡単に解説~その①~

皆さんは、英語の土台を構築している最中です。
そのために学ぶべき項目は以下の15項目です。

  1. 状況を説明できる
  2. 自分のことを説明できる
  3. 細かなニュアンスを伝えられる
  4. 未来のことを言える
  5. 今していることを言える
  6. 過去のことを言える
  7. ずっと続いていることを言える
  8. ぼやかして伝えられる
  9. 動詞を名詞にできる
  10. 比較できる
  11. 文章をつなげられる
  12. もしものことが言える
  13. お願いできる
  14. 人から聞いたことを伝えられる
  15. 学んだことを組み合わせられる

このうち、上から3つの学びを終えましたので、
とりあえずその3つに緑の下線を引いてみました。

実はこれで英語の基礎が完成したのです!

英語の基礎が完成した記念に、本日は、
その基礎の部分を簡単に振り返りながら、
今までで学ぶことができた英語の型について
知識として持っていただければと思います。

本日の目標は…

  • 英語の型を理解する
  • 第1~3文型を理解する

ということにしましょう。いつものように、
極限までシンプルにお伝えするつもりです。

目次

英語の型:5個の文型がある

私が大学受験を控える受験生達に対して
英語を教授していた時、一番最初に教えたのが
この英語の型の話でした。受験英語で言うと
いわゆる「英語の5文型」と呼ばれるものです。

ただ、これに苦手意識を持っていた生徒が
多かった
ことも事実です。というのも、
どうしても文法的な説明が先行してしまい、
まるで数学の公式のように学ばされていた
生徒が多かったみたいなんですよね。
私自身も若かりし頃に受験で学んだ時、
なんだかとっつきにくかった記憶があります。

でも、実際は全然難しい話ではないんです。
英語がいかにシンプルな構造になっているか、
逆に解き明かされるような内容なのです。

実際、本ブログでここまで学びを進めてきたら、
もう第1文型~第3文型までは習得できています

ですので何ら恐れることはありません。
既に知っていることを、さらに分かりやすく
整理されている
に過ぎませんので。

あまり構えずに、
以後、読み進めていただければ幸いです。

とは言え、最低限の文法用語は必要なので、
改めて以下のブログで復習してから、
学びを進めてくださいませ。
その復習さえしておけば、
新しく覚えることは何もありません。

ではいきますよ。
日本語と違って、英語は単語を並べるだけで
相手と意思疎通が取れてしまう言語
です。

問題はその並べ方です。
単語の並べ方を説明したのが5文型
です。

英語には単語の並べ方が5つしかないのですね。
それがこれです。

  • 第1文型:SV
  • 第2文型:SVC
  • 第3文型:SVO
  • 第4文型:SVOO
  • 第5文型SVOC

ここで、今まで見たことがないCというものが
出てきましたが、気にしないでOK(!)です。
後で説明しますし、実際、覚える必要ないです。

このうち第1~第3文型までは既に学びました
なので今日は第1~第3文型までを復習のために
改めて解説していきますね。

言語学を学ぶような人からすれば
5つの文型では不充分ですけどね。
あくまでビジネスで使うレベルでは
5個の型を知っていれば充分です。

第1文型:SV

まずは第1文型です。

第1文型:SV

ほぼ説明することはないんですが、
日本語で言うと、要するに単語を

主語(S)→ 動詞(V)

の順番で並べれば文章ができますよ、
ということを示しているだけです。
知ってるよ!という話ですよね笑
Sには名詞か代名詞がくるというのも
既に学んでいる通りです。

例えば…

  • I walk.
  • I sleep.
  • The concert begins at seven.
  • He is here.

全部、主語→動詞の第1文型なわけです。
3つ目と4つ目は合っても無くても良いものが
それぞれついていますが、極論、
合っても無くても良いんですから
これらは主語→動詞の文章と考えます。

  • The concert begins at seven.

「そのコンサートは始まりますですね。
まさに英語の本質、結論ファーストです。
“at seven”(=7:00に)は補足説明ですよね。
こういう補足説明がついている文章の
補足部分は取っ払って考えるのが文型です。

  • He is here.

この文章も「彼はいます」という話だけです。
どこにいるのか、という補足説明は後回しで、
“here”(=ここに)と補足しているわけです。

この補足説明は合っても無くても良いので、
言ってしまえば副詞、あるいは副詞の塊ですね。

こんな感じで、

主語(S)→ 動詞(V)

と並べて、あとは必要とあらば副詞や副詞の塊で
補足説明をしていく。そうやって単語を並べれば
文章になっちゃうんだよ
、というのが
第1文型が意味するところです。

第2文型:SVC

次に第2文型です。

第2文型:SVC

これも考え方は全く同じです。
単語を

主語(S)→ 動詞(V) C

の順番で並べれば文章ができますよ、
ということを示しているだけです。

ここで初めてCなるものが出てきました。
別にこれは覚える必要ないです。
動詞の前後が「=」の関係になる場合、
動詞の後ろのものがCと呼ばれる

というだけの話なのです。

例えば…

  • She is a teacher.
  • He is tall.
  • She looks sad.
  • I feel happy.
  • They are kind to me.

これらの文章は全部第2文型です。

  • She is a teacher.

この文章の場合、動詞“is”の前後に注目です。
She = a teacherですよね。こういう時、
“a teacher”Cと呼ばれるのです。

  • He is tall.

He = tallです。

  • She looks sad.
    「彼女は悲しそうに見える。」

She = sadです。

  • I feel happy.

I = happyです。

  • They are kind to me.

They = kindです。“to me”は合っても無くても
極論構わないやつですね。
「私に対して」ということで副詞の塊でしょう。

ということで、S→V→Cの順番で
単語を並べれば文章ができる
わけです。

なお、もう御察しがついているでしょうが、
Cは名詞か代名詞か形容詞しかない
ですね。

第3文型:SVO

最後は第3文型です。

第3文型:SVO

単語を

主語(S)→ 動詞(V) 目的語(O)

の順番で並べれば文章ができますよ、
ということを示していますね。

例えば…

  • He plays tennis.
  • I like dogs.
  • She studies English.

もう、非常に典型的な感じですよね。どの文章も
動詞の後は「~を」という目的語です。
この「~を」というのがくるように
単語を並べればS→V→Oの順番になります

逆に言うと”is” “am” “are”は
第3文型にはなり得ませんよね。

お気付きのように、
Oに入るものは名詞か代名詞です。

今日の復習と次回の予告

以上、英語の型について非常にシンプルに
学んできました。ここまでの学習ができていれば
英語の型も簡単に理解できたことでしょう。
ちょっと理解しにくかった部分があれば
これまでの学習が不充分かもしれません。
何も新しいことは無くて、今までの学びを
違う言い方で説明しているだけ
ですので。

第4~第5文型については、機会がきたら
その時に学びましょう。今はこれで充分です。

簡単におさらいしますね。

  • 単語や単語の塊の並べ方を
    示すものが英語の型

    (=いわゆる英語の文型)
  • SとOは(代)名詞が入る
  • Cは(代)名詞か形容詞が入る

ここまでで英語の基礎は盤石です。

次回以降は、
時間を自在に操る方法を学びましょう。

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