ビジネスで英語を使えるようになるために
適した英語学習法はどんなものか
ということについて
これまでのブログで見てきました。
英語学習法を選ぶための基準は
以下の通り4つのポイントがありましたね。
- リスニングの時間を
確保できるか - 英語の土台を学べるか
- 必要充分な構文を学べるか
- 場数を踏めるか
このポイントについては以下のブログで
考え方をまとめてきました。
そして、この4つのポイントに照らして
各種勉強法を独断と偏見で評価したのが
こちらの図でした。
従来の学習法における課題は
上記4つのポイントを
網羅できる学習法が無いこと
と言えます。
網羅性の観点では書籍が優勢ですが、
どうしても自分に合った書籍を選ぶのが
かなり難しくなってしまうことがConsです。
また、英会話スクールのメリットである
リスニング、構文、場数、
これらを学びにくいのも書籍のConsと言えます。
一方で英会話スクールは英会話スクールで
英語の土台構築にはやや難があるでしょう。
だとすると、
書籍をベースとしながら、
書籍と英会話スクールのConsを
打ち消せるような学習法を
確立できれば、
非常に有効なものになる
のではないでしょうか。
改めて、英会話スクールと書籍のConsを
列挙します。
- 英会話スクールのCons
-
- 英語の土台構築にやや不安あり
- 自分に合うメソッドの判断が至難
- 高額
ECC外語学院、AEON、ベルリッツの無料体験レッスンを受けて忖度無しで比較してみた 前回、自分に合った英語の学習法をどうやって選ぶかという話をしました。 その中でいくつか学習法を比較しました。今回は英語学習の中でもかなり一般的である英会話スク… - 書籍のCons
-
- 本だけでは英語を話す機会が作れない
- モチベーションは自分で
管理する必要がある - 自分に合う本を探すのが至難の業
本だけでビジネスで使える英語は身につくのか? 前回は英会話スクール(ECC外語学院、AEON、ベルリッツ)のレビューをしました。 本日は、数ある英語学習法の中でも最も安上がりと言える学習手段である「本」について…
このように見てみると、
- 自分に合うもを見つけるのが至難
というConsは共通しています。
このConsを打ち消すには、どこまでいっても、
多くの人の英語力を高めてきた実績を重視し、
最大公約数的な考え方で学習法を確立して
皆様にご提供するしかないでしょう。
全員が一瞬で英語を話せるようになる
という魔法の杖はありませんが、
多くの方に効果がある教授法というのは
導き出すことは可能です。
それによってこのConsを打ち消します。
また、英語運用的にはリスニングが最重要です。
ただし、リスニングも最低限の英語の土台が
頭に入っていないと聞くことは難しいです。
そこで、英語の土台構築を
英語学習上は最重要と位置付けます。
これは英会話スクールでは
やや不安があるConsですが、読む媒体である
ブログの性質を活かせば、余すことなく
本質を学んでいただくことは可能です。
しかも、安価、もっと言うと、
ブログなので無料で提供したいと思います。
これでほとんどのConsを打ち消すことが
できましたが、まだ補えていないのは
- リスニングの場数
- モチベーションの継続
となります。
これらについては、ブログというものが
デジタルメディアであることの強みも
活かす形で、追って仕組みを作って
解決しようと考えています。
冒頭に挙げた4つのポイントのうち、
構文の暗記については、
英語の土台ができてからです。
ですので、英語の土台を学んだ方に
強力な構文を学べる仕組みを作る予定です。
ということで、最速最短で、
ビジネスで使える英語を効率的に学べる
英語学習法の輪郭が見えてきました。
まとめると、以下のような学習法があれば
有用なものになるでしょう。
そんな学習法を、本ブログでは
以後、お示ししていければと思います。
- 英語の土台を学べる
- 構文を効率的に学べる
- デジタル教材で
リスニング力を鍛えられる - モチベーションを継続できる
場数は自助努力としますが、
上記全てを網羅するべく執筆していきます。
まずは一番上の英語の土台に注力します。
リスニング、モチベーションの仕組み導入は
同時にはできませんので、英語の土台作りの後で
段階的に作りこんで参ります。
最終的には全ての要素が揃う予定です。
次回のブログから、英語の土台について
具体的な中身に入っていきます。