ECC外語学院、AEON、ベルリッツの無料体験レッスンを受けて忖度無しで比較してみた

前回、自分に合った英語の学習法を
どうやって選ぶか
という話をしました。

その中でいくつか学習法を比較しました。
今回は英語学習の中でもかなり一般的である
英会話スクールについて見ていきます。

もう随分前の話になってしまうのですが
英会話スクールの無料体験レッスンを
リサーチ目的で片っ端から受けたのです。
具体的には

  • ECC外語学院
  • AEON
  • ベルリッツ

の3つです。
もっと見られれば良かったのですが、
時間の関係でその3つだけとなりました。

今日はその時のお話の振り返りです。

ちょっと話が古くなっているかもしれません。
また、もしかしたら校舎によっては
内容も異なるかもしれません
ので
あくまで参考程度にしていただければ幸いです。

なお、ネットに落ちている比較記事というのは
裏で紹介料を受け取っているケースが多いです。
私の場合はそのようなものは一切ないので、
全く忖度なく比較します。

完全に独断と偏見で見ていきます。
まずはECC外語学院からです。

目次

ECC外語学院

先ずは日系勢の中で老舗中の老舗。
ECC外語学院の無料体験レッスンです。

私が行った時には、
まずは紙で問題を解きました。
これで入会希望者のレベルを見るようです。
私は当時でTOEIC930点/英検1級という事前情報も
先方には知らせてあったことを考えると、
恐らく全員に課される課題なのでしょう。

その問題はまるで受験期にやったような
典型的な穴埋め問題
でした。
文法的には時制の一致を問うものが
多かったです。正直、こういう受験っぽいものが
久しぶりだったこともあり、手こずりました笑
仕事で英語を使う時には、実はあまり、
お恥ずかしながら個人的には
気を遣っていない部分だったこともあって
普通に何問かミスしました苦笑
こんなことだから
TOEICで満点が取れないんですよね苦笑

問題が終わった後は、その一つ一つについて、
ネイティブの講師と答え合わせをして
学んでいく
、という形式の
マンツーマンレッスンでした。

英会話スクールなので話すことが主眼かなと
思っていたのですが、まず文法、
しかもやや細かい部分から入っていく
のは
少し意外でした。

なんというか、手堅いな…という印象。
ネイティブから英語で英語の文法を教わる
そんな感覚でした。まずはネイティブとの
無料体験レッスンをして、その後に、
事務的な説明となりました。

AEON

続いても日系の老舗。AEONです。
こちらはECC外語学院とはまた違った
アプローチでした。

先ずは日本語話者の案内係のような方から、
英語学習に対するニーズを聞かれ、
事務的な説明も含めてお話がありました。
非常に親身になってお話を聞いてくださり
とっても印象が良かったです。

また、私の英語力を確認した際、

ビジネスでゴリゴリにプレゼンや
打ち合わせをしているので、
その場数を増やせるような
超ハイレベルなクラスが良いです。

というような生意気なことを言ったところ、
私の要望にあったクラスの説明をされました。

さらに、もしもそのクラスの先生がいたら
連れてきますね、ということで、
なんとたまたま時間が空いていた
そのネイティブの先生をすぐに
連れてきてくれたのです。

そこからはその先生と私だけで
レッスンの説明を英語で
受けました。

説明後、先ほどの案内係の方を呼び戻してくれて
最後に何か質問等あれば、という形で終了。

最後には先生からのコメントとして
「英語めちゃくちゃできる人がきたねって
 言われましたよ」
などとリップサービスも伝えられました笑

最後のリップサービスも含めて、
我々は生徒であると同時にお客様である
という意識をものすごく感じました。

最初から最後まで、
お客様の気持ちを良くしようという姿勢
見てとれました。なんだか楽しそうだな、と。
このあたりの感覚は、ホームページデザインや
広告の楽しそうなイメージの通りなのでは
ないでしょうか。

ベルリッツ

最後はベルリッツ。
外資系で歴史は非常に古いですね。
これもまた今までの2つとは大きく違いました。

いきなりネイティブの先生とのレッスンでした。

これがなかなか…厳しかったです苦笑

自然に会話しているなかで、
私の英語のなぁなぁなところを
漏れなく指摘してくださいました苦笑
「あなたは本当に英語がよくできるけど、
 ちょっと“rusty”ね」
と言われました。

rustyというのは「錆びついた」という意味です。
転じて、「練習不足で下手になった」と
解釈できます。
要するに「下手くそ」と言われたのです苦笑

仕事でゴリゴリに何不自由なく英語を使い、
ネイティブスピーカーからは
リップサービスもあるでしょうが
私の英語は褒められたことしかないのですが、
初めてこのような悪口を言われました笑

しかも、ちょっと言い間違えた部分を、
繰り返し直し、発音し直させる
のです。
そのフレーズを完璧に言えるようになるまで
絶対に許してくれません

一言でいえばスパルタと言えるでしょう笑

ここまでの完璧主義というのは
ちょっと私の考えとは相容れないものが
あった印象です。その考えというのは
こちらの記事でも触れました。

比較してみた結果

ということですが3つだけ比較してみました。

  • 手堅いECC外語学院
  • 楽しいAEON
  • スパルタのベルリッツ

それぞれ全く異なるカラーでしたね。
教授法も違います。ベルリッツには
ベルリッツ・メソッドと呼ばれるものがあり、
それがきっと無料体験レッスンで垣間見えた
全てを完璧な状態で頭に入れていく、
そういうやり方なんだろうなと理解しました。

ECC外語学院のそれはELICITメソッドと呼ばれ、
「ELICIT=引き出す」ということなので
「生徒の発信力を引き出す」という意味です。

AEONもL&Aメソッドがあります。
これはLearning(概念学習) &
Acquisition(体験学習)の略とのことです。
ただし、無料体験レッスンだけでは
ECC外語学院もAEONもそのメソッドの中身は
伝わってきませんでした。

非常に個人的な感想ではありますが、
英語は楽しく学びたいので、
仮に通うという方法を選ぶのだとしたら、
ECC外語学院かAEONの二択ですね。
なんだかんだ、ECC外語学院が
手堅いんだろうなとは思いました。
AEONの場合は楽しいけど、
あまり楽しすぎても身につくのだろうか、
などという懸念も頭をよぎります。
楽しく身についたら最高ですけどね。
後は校舎の場所とか雰囲気、条件面での
比較で決めていくんでしょうね。

いろんな英会話スクールの無料レッスンを
受けるというのもなかなか面白かったですよ。

あくまで参考程度にしていただけたら幸いです。

英会話スクールの Pros & Cons

英会話スクールはやっぱり楽しいですよね。
無料体験レッスンは個人レッスンでしたが
集団で一緒に学ぶクラスも多いでしょうから
新しい友達もできると良いですね。

英会話スクール同士の比較を見てきました。
もちろん英語を学ぶ方法というのは
他にもいろいろとあるわけで、
最後に、英会話スクールを学習法の一つとして
捉えた時に、どんなPros & Consがあるのか

考えて終わりにしたいと思います。

「Pros & Cons」は「メリット・デメリット」
という意味と捉えていただいてOKです。

Pros

  • 友達ができて通うモチベーションが上がる
  • ネイティブスピーカーと話せる
  • 学習の強制力がある

上記Prosは容易に想像できるものと思います。

Cons

  • 英語の土台構築にやや不安あり
  • 自分に合うメソッドの判断が至難
  • 高額

英語の土台については既に何度か触れています。
こればっかりは受験用の学習塾には
適わないでしょう。

それ以上に、結局のところ、各スクールともに
自分に合うのか、究極的には本当に英語が
身につくのか、というところの判断は
特に初心者には至難
だろうなと思いました。
私のように、ほとんど不自由なくできて、自分で
どこが苦手かが分かっている、というレベルなら
スクールの良し悪しは選びやすい
です。
ですが初心者には難しいですよね。
無料体験レッスンの中でその学習法の具体性を
体感できないとすると判断する軸が持てません。
私ですらメソッドの中身を体感できたとは
言い難い
状況です。

さらに、そんな不確実な部分に対して
いざ受講するとなれば高額です。
年間で見ると恐らく30万円程度
覚悟しなくてはいけないと思われます。
もちろんピンキリではありますが、多くは
20万円~40万円の間になりそうです。
最近だとすごく安いと10万円台もあるようですが
安かろう悪かろうだと困りますしね。
だからといってコーチングのようなサービスだと
結構青天井で50万円ぐらいいったりします。
もちろん、お金があるなら良いですけどね。
何より楽しいでしょうし。
このあたりのConsを許容できるなら
英語学習法の選択肢としてはありだと思います。

個人的には10万円前後には抑えたいよなぁ…
というのが現実的な肌感ではありますね。
高くても20万円。しかも、
しっかり身につく10~20万円

しっかり身につく本質的な学習法については
鋭意準備中ですので少々お待ちください。

全く本質的ではないのですが、
1日の学習で初めての英語会議を
乗り切る小手先のテクニックであれば、
こちらに準備ができましたのでご紹介します。
以下のバナーからご参照ください。

次回のブログは、学習法として、
書籍による学習法について考えてみます。

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