英語で仕事ができるようになることで
享受できるメリットは計り知れません。
このブログでは、そんな数多くのメリットから
すぐ思いついた8つだけご共有です。
その8つを「お金」「仕事力」「転職」の
カテゴリーに分けて、
独断と偏見で簡単にご紹介します。
結論から言うと、以下の8つを挙げました。
- 年収が上がる
- 海外勤務関連の手当が
多く貰える - ある意味無料で
海外旅行に行ける - 良質な情報にアクセスできる
- 企画書が作りやすくなる
- 打ち合わせでの発言量が増す
- 質疑応答の瞬発力が上がる
- 市場価値が上がって
声がかかる - 転職先の選択肢が広がる
お金に関わるメリット
まずはお金に関わるメリットを2つ紹介します。
年収が上がる
いきなりややゲスい話で恐縮です笑
ただこれは紛れもない事実でして、
英語力と年収は比例するという調査データが
ちょっとググれば多く出てきます。
基本的には、年収を上げるためには、
会社員であれば
- 給料が良い会社で働いてお金を貰う
- 独立して自分で事業を軌道に乗せて
青天井に稼ぐ
ということに
なろうかと思います。そんななかで、
英語と年収になぜ相関関係があるのか。
いくつか仮説は考えられます。
外資系企業の年収が高い
例えばシンプルな話で、外資系企業の年収が
日系企業と比べて普通に高い、ということが
挙げられます。外資系企業でも英語を
話せない人は実は意外といるものですが、
それでも一般的には、外資系企業で働くだけで
平均的な日系企業よりは多くの年収を
得られるものです。そんな外資系においては
実力次第で貰える給料が当然高くなります。
これは伝統的日系企業の年功序列とは異なり、
若くても実力で高い年収を得ることが
理論上は可能ということですね。
そんな外資系で偉くなっていくためには
結局ある程度の語学が必要になることが多く、
やはり英語と年収の相関が出る、と言えます。
英語力で資格ボーナス(手当)が出る
世の中の日系企業のなかには、
英語力の指標としてTOEICで一定スコアを
取得するだけでなんとお金をくれる企業が
存在しています。もちろん会社によって
求められる英語力は異なるため、
貰える金額のスコアにもバラつきがあります。
TOEIC600点で数万円もらえたり、
730点以上で数万円後半から数十万円。
900点以上で数十万から100万円など。
かなり前のニュースでは、ソフトバンクは
900点以上で100万円も貰えるというのが
話題になったこともありました。
これはもう、英語ができる=収入アップに
直結するという事実そのものですね。
ただ、個人的にはTOEICの点数で
お金がもらえるということ「自体」には
妙な違和感を感じる部分もあったりします。
TOEICでここに挙げたような高得点を
取れる日本人は意外と多いんですよね。
ただ、それがそのままその人が英語で
「ビジネスができる」かというと、
これはまた別問題です。そこにはまた
ちょっと違った能力も必要になってきます。
なので、「TOEICで高得点=ビジネスができる」
と短絡的に誤認してしまうのではないかなと。
前にも書いたことがありましたが、
英語「だけ」できる人はたくさんいて、
ビジネス「だけ」できる人もたくさんいます。
でも、英語でビジネスができる日本語話者は
かなり少なくなるというのが現状です。
会社員としてはお金を貰えるのは
大変ありがたいことですが、
変に勘違いはしないようにしたいものです。
海外勤務関連の手当が多く貰える
日系企業でも、海外勤務になると
びっくりするような金額の手当が
貰えることがあります。
会社によって全く制度は異なると思うので
一概には言えませんし、駐在する国によっても
手当のインパクトは大きく異なるでしょう。
大手企業だったら、国によっては移動の際に
運転手をつけたり、自宅にお手伝いさんを
雇ったりすることをサポートしてくれる企業も
結構あるようですね。こうなるともう、
日本にいる時とは全く異なる生活水準ですので
現地通貨の力次第で年収自体は増えないものの
体感年収は大きく増すことでしょう。
アメリカのような、通貨も強くて
物価も日本より高い国に駐在しようものなら、
日本にいる時の1.5倍~2倍程度の年収に
なる例もあるようですね。
英語力と年収になぜ相関関係があるのか。
3つほど紹介してみました。
次に紹介するのもお金関係のメリットです。
ある意味無料で海外旅行に行ける
これはたった今紹介した海外勤務関連の
手当の話にかなり近い話なのですが、
ビジネスができるレベルの英語力があれば
海外出張に行ける機会が間違いなく増えます。
当然飛行機を含めた移動関連の費用は
会社持ちになるでしょう。
また、日当も支払われる会社が多いはずです。
となると、もちろん仕事しにいくわけですが
ある意味では、無料で海外旅行に
行っているようなものです。
いや、旅行ではないんですけどね、もちろん笑
大手企業なら渡航先によっては
ビジネスクラスが基本になることでしょう。
これは醍醐味というものですね。
実費精算になるものも多いなかで、
日当の金額が決まっていて、
「その金額の中で自由にしなさいね」という
制度の会社の場合には、
日当から実際にかかった金額を引いた差額が
そのまま自分の収入になりますよね。
これは滞在日数が増えるほど威力を発揮します。
ちなみに私の場合はこのパターンで
年収が微々たるものですが増えたクチです。
微々たるものではありますがなかなかです。
では、次は仕事力に関わるメリットです。
仕事力に関わるメリット
ここでは5つご紹介しましょう。
良質な情報にアクセスできる
これは仕事に限った話ではないかもしれません。
仕事に関して言えば、どう考えたって、
収集できる情報量が増えます。
仕事では、自分が携わる案件の事例を
調べる機会もあるのではないかと思います。
そんな時に日本の事例だけでなく、
海外の事例を調べられたらどうでしょうか。
きっと自分では思いもよらなかった考え方に
基づく事例が見つかる可能性が高いです。
そもそも日本国内だけでなく、世界中の事例の
情報にアクセスできるわけですから
純粋な数の上でも幅が出るのは当然です。
その中から自分が置かれた状況に合う事例を
見つけ出すというのは有効な武器になり得ます。
そして、それらの情報というのはほとんど、
英語で書かれているわけなのです。
事例を探すという行為に関しては、
本ブログ執筆時点ではChatGPTが
AIの力を発揮してくれます。
便利なので私も仕事でよく使います。
もちろんそのまま鵜呑みにするのはダメですが。
ただそんな便利なChatGPTも、現時点では
日本語よりも英語でお願いした方が
良いアウトプットが出せるという状況です。
一部、日本の中でしか通用しないような話を
ChatGPTに聞く場合には日本語で聞いた方が
良い結果を得られることがあるのですが、
海外事例を収集する、ということであれば
間違いなく英語で聞いた方が良いです。
ということで、便利な世の中になりましたね。
英語でサクッと海外事例を集めて、
後は自分でちゃんと一次情報を得てまとめれば
意外と良い企画書になってしまったりします。
企画書が作りやすくなる
まさに今書いていたことに近い話です。
企画書に必要な「事例」のような
ある意味「パーツ」については
英語の方がより良いものが収集できます。
これが前提としてある上で、企画書については
さらに重要な話があったりします。
仮に企画書を相手を「説得する材料」とするなら
英語的な考え方で作成した方が有効です。
これは企画書に限らず、
ビジネス全般でそうだと思います。
それはどんな考え方かというとシンプルな話で、
「結論ファースト」の考え方です。
相手に何かを説得したり、お願いする時に
先に結論を話さないでごにょごにょしていると
特にビジネスの現場では相手のストレスが
たまる傾向にあります。「はっきりしてよ」と。
英語は言語的に結論ファーストの言語です。
言語って結局は、話されている国の文化が
多かれ少なかれ反映されるものです。
英語は結論を先に言って、それ以外の部分は
後から付け足していく、という形を取ります。
このストレートさが、ビジネスと相性が良い。
実際にアメリカ発のビジネスが我が世の春を
謳歌しているところを見ると、
一理あるのではないかと思うところです。
また、アフターコロナで
リモートワークが増えた結果として、
コミュニケーションとして
曖昧なものの価値が相対的に
下がっているように感じます。
個人的に「曖昧さ」は何事にも必要な要素だと
思いたいところなのですが、リモートが
前提となると「明解さ」の方が優勢です。
リモート会議なんかでは特にそう思います。
ということで、英語的な発想は、
ベースとなる言語が日本語だろうが何だろうが、
「ビジネス」という共通言語の前では
有利と言わざるを得ません。
英語で考えながら日本語の企画書を作った方が
企画書の目的に照らして精度が高いものが
作れることが多いと考えられます。
打ち合わせでの発言量が増す
これはあくまで、
「英語での打ち合わせに慣れたら」の話です。
一度英語での打ち合わせに慣れてしまえば、
頭は常に全回転状態になるので、
日本語の打ち合わせしかできなかった頃に比べ
今まで気付かなかったことにも
不思議と気付けるようになったりします。
質疑応答の瞬発力が上がる
英語の打ち合わせは質疑応答の量が多く、
また、それらに対する切り返しも
日本語でのそれと比べると圧倒的に速いです。
そのスピード感に慣れてしまうと
日本語の打ち合わせが止まって見えます。
このあたりのお話は、
以下のブログでも少しふれました。
市場価値が上がって声がかかる
打ち合わせでの発言量が増えたり、
質疑応答の技術が上がると、
それはそのままその人の仕事力の向上に繋がり
その人の評価も自然と高まってきます。
様々な仕事に声がかかり、
仕事の幅も広がるでしょう。
するとまた仕事のレベルが上がる、
そんな好循環に入れます。
そうなればしめたもので、
さらに年収が上がるというものです。
これは一番最初に挙げたメリットに繋がります。
転職に関わるメリット
最後は転職についてです。
転職先の選択肢が広がる
これについては、私自身、お恥ずかしながら
転職というものを経験したことがありません。
なのでこの項目を書くのは不適切なんですが、
あくまで肌感ということでご容赦ください。
LinkedInというビジネスSNSがあります。
日本ではまだまだ流行っていませんが、
海外ではビジネスパーソンであれば
皆さん標準的に使われています。
特にアメリカは凄いなと思うのですが、
アメリカに限らず、大体海外出張などすると
現地で打ち合わせをする前に、
参加者のプロフィールはLinkedInで
既に調べられている感じです。
名刺交換もLinkedInの交換で
済ませてしまうこともまぁまぁあります。
で、このLinkedInなのですが、
日本よりも海外で標準的なSNSであることからも
分かる通りで、絶対に、
日本語よりも英語で使った方が良いです。
そして自分の仕事歴やスキルを、
英語でしっかり作りこむことです。
そうするだけで、外資・日系問わず、
直接、企業の採用担当者から
「お話しませんか」というお誘いが
バンバンくるようになります。
私は今のところ現状に満足してしまっているので
お誘いに乗ることはないのですが、
いざ転職を考える際には、
片っ端からお誘いに乗ってお話していけば
きっとどこかが拾ってくれるのでは?
などと甘い考えをしていたりもします。
自分から職を探しに行くのは超重要でしょうが
相手から来てくれるという選択肢を持てる点で
きっと転職の可能性も広がるに違いない、
と好意的に解釈しているところです。
まとめ
ということで、英語で仕事ができることの
メリットを8つ、独断と偏見で挙げました。
最後にまとめて本日のブログを終わりにします。
- 年収が上がる
- 海外勤務関連の手当が
多く貰える - ある意味無料で
海外旅行に行ける - 良質な情報にアクセスできる
- 企画書が作りやすくなる
- 打ち合わせでの発言量が増す
- 質疑応答の瞬発力が上がる
- 市場価値が上がって
声がかかる - 転職先の選択肢が広がる