今日はちょっと毛色を変えて、
英検1級 合格体験談
を書いてみようと思います。
英検1級を受験される方は
かなりの英語マニアだと
思われるので、そこまでの
需要は無いかと思いますが…
そんな数少ない方々の参考に
少しでもなれれば、です。
(後述の理由により、結局、
参考になりそうにないですが)
必然的に、前提となる話も
ややレベルが高い方向けになります。
ご了承いただけますと幸いです。
おことわり
早速ですが、私が英検1級を取得したのは
学生時代でして、かなり昔の話です。
少しでも参考になる話ができれば、
と思いつつ最近の出題傾向を見ました。
すると、意外と当時と変わっていません。
特に二次試験は全く同じです。
大きく変わったのは採点方式ですね。
私の頃は今のような数千点満点、
みたいな感じではなかったです。
基本的には一次試験も7割超で合格
というのは昔と変わっていないようです。
ということで、一応、一次試験の話も
してみますが、全く変わっていない
二次試験の話をメインにしたいです。
では、体験談に入る前に、
最初に読む際の注意です。
この体験談は…
再現性無し
です苦笑
本当にすみません。後で書きますが、
ある理由によって再現性に難有りです。
なので、真に受けないでください苦笑
私は小手先の対策でズルく突破しましたが
どう考えても、真面目に勉強すべき。
実際問題、小手先でやろうとしたがゆえ、
私は二回も落ちています。
そのあたりの痛い話は後ほど。
そっちの失敗談の方が
参考になるでしょうね。
再現性に難が有る理由は以下の2つです。
- ・難易度が回毎にやや変わる
-
これは試験である以上仕方ないです。
びっくりするほど難しい時もあれば
そこまででもない時もあります。
私はそのせいで1回落ちています。 - ・二次試験が面接ゆえ水物
-
英検に限らず面接というものは
いつだって運の要素が大きいです。
面接官との相性が悪かったら
もうそれはどうやっても落ちます。
私はこれでも1回落ちてます苦笑
なので、私の体験談通りに対策しても
結局は運の要素がそこそこあるため、
再現性に難有りかな、
というところです。
以上の言い訳が済んだところで
本日の内容に入っていきましょう。
英検1級の試験としての難しさ VS TOEIC
まずは対策するポイントを絞ります。
そのためにも英検1級の難しさを
ある程度把握しておく必要があります。
英検1級は、試験としては
相当難しい部類
に入ると思います。
はっきり言って、
生半可な実力では通りません。
TOEICよりも遥かに難しいです。
ちょっと難しい、ではなく、
全く勝負にならない
レベルで難しい
です。
先日、Abemaの動画で
「英検は無駄」で
「TOEIC」の方が良い。
みたいなことを
著名インフルエンサー達が
話し合っていました。
彼らが言うことも一理ありましたが
少なくとも英検1級に関しては
前提となる彼らの知識が皆無でした。
彼らの言い分の一つで
完全に誤っていたのは
TOEICの高得点者は
全員英語を話せるが、
英検を持っていて英語を
話せる人はいない。
という指摘です。
これは完全に誤りです。
少なくとも英検1級については
二次試験で即興スピーチをかまし、
続いてそのスピーチについての
質疑応答を面接官から浴びせられ
全て論破していく、という、
なかなか高度なものを求められます。
これは英語を普通に話せないと
到底合格できるものではありません。
逆に、TOEICは試験としては
物凄く簡単な部類
です。
どちらかというとTOEICは
時間に追われるタイプの試験です。
御幣がありますが感覚的には
テーマはビジネスが多いながらも
大学受験の国立一次試験のような
雰囲気もあり、やればやるだけ
点数が上がっていく種類の試験です。
ですから、
TOEICで高得点を取れても
全く英語を話せない、
という人はザラに存在
しています。
真面目に勉強して英検1級を
取った人であれば、
TOEICを受ければ最低でも
945点は出ると言われています。
私は真面目に勉強しないで
小手先だけで取得してしまったので
930点しか取れません苦笑
その点、説得力なくてすみません。
いずれにせよ、
英検1級はとにかく難しい
ということをご理解いただいた上で
私のふざけた対策を披露します。
次は、具体的に何がそんなに
難しいのか、という話です。
ズルく小手先で突破しようと考えてしまった理由
英検1級が難しいのはわかった。
じゃあ何がそんなに難しいのか。
これは間違いなく
一次試験の語彙レベル
です。
これが本当に厳しい。
それ以外は、二次試験も含めて、
正直普通だと思います。
一次試験、二次試験ごとに分けます。
一次試験の難しさ
長文読解、要約、英作文は、
大学受験レベルだと思います。
それに、仮に長文読解や要約で
レベルが高い語彙が出ても、
まぁ、文脈から意味は
何となく分かるものです。
難易度が低い回であれば、
正直、英検準1級レベルの力で
問題なく回答できる肌感です。
リスニングにしても、
実践に近い形式を装っていますが
結局は話すプロ?の方々が
録音に臨まれているはずですから
インタビューがテーマのリスニングは
わざと言い淀んだり言い間違えたり
小細工が入ってくるものの、
基本的には非常に聞きやすい声質、
内容の部類かなと思います。
本当の問題は、
純粋に語彙を問われるパート
です。
そこで問われる語彙は半端でなく、
ネイティブでさえ使わない、
あるいは知らない語彙が
バンバン問われます。
選択肢4つのうち、
全部知らない、
あるいは3つ知らない、
ということはザラです。
私は当時から英字新聞や
ビジネス誌を読み込んでいましたが
それでも知らない単語ばかりです。
実際、多分一生使わないだろう…
という単語もたくさん出ます。
なので、私はここで真面目に
勉強することを辞めました。
使う機会が無い単語、
それもネイティブすら知らない、
英字新聞やビジネス誌にも
使われない単語を暗記する意味は
どこまであるのか。
ここに価値を見出せませんでした。
つまり、語彙問題を捨てる、
という割り切りをしました。
何度も言いますが、
本来は良い選択とは言えません。
余力がある人は、絶対に学ぶべきです。
確かに日常生活でお目にかかる機会は
滅多に無いと言って良いレベルですが
試験に出てくる単語の1/4ぐらいは
ちょくちょく、各種現場で
目にするものであることも事実なので。
まぁ、私の場合は、
実際に知らない単語が出てきたら
文脈で判断か、ネットで確認するか、
その場で相手に聞いてしまいますので。
やめちゃいました…
語彙問題のところだけが鬼門なので
そこが分かれば対策は容易です。
二次試験の難しさ
さて、問題の二次試験。
英検1級を受験される方々であれば
本来はそこまで難しくないはずです。
特に、日本語でも英語でも、
普通に社会人として働いていれば
プレゼン&質疑応答というのは
基本行動なわけですから、
全く難しくないです。
多分、今の私であれば、
何の対策もしなくても
問題なく合格できると思います。
ただ、当時は学生でした。
当時の私のように、普段から
プレゼンや質疑応答をそこまで
経験していない方々からしたら
まぁまぁ難しく感じるはずです。
この難しさはどこからくるのか。
やはり即興スピーチで
渡されるテーマ次第のところがあり
準備に限界があること
だと思います。
なので、私はここでも、
網羅的に準備することを辞めました。
本当はダメです苦笑
絶対、あらゆる話題について
自分の意見をペラペラと
述べられるようにしておいた方が
ビジネス戦闘力も爆上がりですし、
自分の知識も増えます。
余力がある人は絶対に
網羅的な対策が一番良いです。
特に二次試験は会話なわけですから
まさしく英語の力が伸びます。
でも、私はその道を選ばず、
ズルくやることにしたのです…
以後、具体的な対策のお話です。
対策した内容
一次試験対策
大前提として、
一次試験の語彙問題は捨てです。
とは言えここを落とすと
合格はかなり厳しいものになります。
でも、ネイティブの人に解かせたら
知らない単語もあるのに
全問正解できるのです。
ネイティブによれば、
文脈が重要なのは当然ななかで、
語彙パートの特徴として、
選択肢が4つあった場合、
1つしか知らない単語があれば
それが正解のことが多いです。
まさに小手先のテクニック苦笑
また、多くの設問において
純粋な単語力で2つまでは
絞れる設問もそこそこあります。
そこから先は文脈の他に、
語源の知識を動員することで
正解にたどり着けることもあります。
つまり対策ポイントはこうです。
- 一応、英検1級の単語対策をするフリをするがそこまで真面目にはやらない
⇒これで運が良ければ選択肢の中で知っている単語が1つ~2つになる - 知っている単語が正解になることが多いが、絞り切れない場合は語源の知識を総動員する
我ながら、酷い対策です苦笑
語源については、英検1級を
受験されるような方々であれば
普段の学習時に意識されているはずです。
なので、対策としては事実上、
無理をしないで
ほどほどに
趣味の延長で
難しい単語を覚える
ということに尽きます。
ここまで長々と語った上で、
身も蓋もない対策となります。
二次試験対策
私の場合は網羅的な対策は辞めました。
つまり、得意なトピックについては
完璧なテンプレートを作って
単純に暗記しました。
得意ではないトピックが来た時も、
そのテンプレートの一部分を
そのトピックに合わせて変えれば
ちゃんとしたスピーチになるように
汎用性が高い形で仕込みました苦笑
後は現場にて、
その場で考えて即興で
スピーチしているように
多少演技をしながら話す。
いやぁ、本当にやる気がなくて
ズルいですね。小手先ですね。
申し訳ないぐらいです。
つまり対策はこうです。
- 汎用性のあるスピーチ原稿を一つだけ準備しての一発勝負
- 本番ではあたかもその場で考えだしているような演技
さぁ、これらのズルい対策をして
結果はどうなったのか、
体験談に参ります!
一次試験 & 二次試験の体験談
一次試験 合否は運次第の体験談
上記のような小手先の対策で
初めて英検1級の一次試験を
受験した結果、
1点足らずに落ちました涙
要約、作文の採点についても
ある程度採点者の主観に
ならざるを得ない部分も
あるでしょうから、
取りこぼしはあります。
ただ、やはり何と言っても
最初の語彙問題が
足を引っ張りました苦笑
完全に自業自得です。
と同時に、合格まで1点差です。
あ、意外といけるんだな、
とも思ってしまいました苦笑
ますますダメなヤツです。
ということで二回目の受験。
今度は余裕で合格でした。
肌感として、一回目より簡単でした。
このことから、やはり英検1級の
試験の難易度というものは
回によってやや変わるということです。
つまり、小手先でズルい対策というのは
運に任せるということになります。
続いて、二次試験です。
二次試験 合否の基準不明の体験談
さて、二次試験です。
初めての受験の時、
やはり緊張しますね。
白人の試験官が2人。
面接自体はつつがなく、
非常に上手く終えました。
小手先の対策が見事に効いて
あ、これは絶対合格だ、
と思いました。
話も盛り上がったし、
非常に上手くいった。
ところが、これまた、
1点差で不合格でした。
当時ぐらいから、
一度一次試験に合格したら、
期間限定で一次試験は
パスできるという制度が
できたので、次回は二次試験から
再挑戦となります。
同じく小手先で臨みます。
二回目の二次試験の受験。
試験官の一人は
黒人の方でした。
ここで私の頭の中は
きっと黒人訛りの英語で
いろいろくるだろうな、
と身構えました。
ところが第一声。
驚くほどに美しいイギリス英語でした。
これで一気に私は動揺しました。
今となっては何も動揺することでは
ないのですが、私の当時の少ない
経験では、黒人訛りの経験しか
持ち合わせていなかったのです。
お恥ずかしい話です。
この動揺を引きずってしまい、
スピーチはしどろもどろ、
質疑応答もかなり厳しい質問が飛び、
あぁ、絶対に落ちたわ…と思いました。
結果、余裕で合格でした。
手ごたえがあって落ち、
手ごたえが皆無で合格。
これだから面接は分からない。
就職の面接と似たようなもんですね。
反省点
ということで、
受験料も安くはないですし
どうせやるなら、真面目に
しっかりと勉強して臨むべきです
(どの口が言っているのか苦笑)
私のようなやり方だと、
完全に運に頼る形になります。
当時は、英検1級の肩書が
ほしかったんですよね。
お恥ずかしい。
全く本質的ではない動機です。
でも、取得したら取得したで、
それに恥じない英語運用をせねば、
と身が引き締まり、
実際に仕事では英語で
世界を飛び回りながら
ゴリゴリにプロジェクトを
回す身分になりました。
こんなふざけた体験談でも、
何かの参考になりましたら
幸いです(ならないか)。
大変失礼しました。