英語の4技能を学ぶ順番とは?そもそも4技能は必要なのか?

何度か書いてきているように、

初心者でも、
ビジネスで通用する英語力を
身につけることができる講座

を準備中です。

中学校から学んできた英語学習における課題、
苦手意識を持ってしまう原因、つまり、

  • 難解な文法用語多すぎ問題
  • 網羅的に学びすぎ問題

これを解決するべく、本当にシンプルに、
実際に日常生活やビジネスで使われる
言い回しや文法に集中して、
短期間で英語力を高める
内容です。

根底には、日常生活にしろ、ビジネスにしろ、
結局使われる言い回しは限られがち、

という考えがあったりします。

これは実際に、会社の同僚に教えて
英語で会議をまわせるようにした方法
でして、
今まさにそのカリキュラムを再構築中です。

ご案内できるようになるのはまだ後ですが
時々、進捗をお伝えできればと思っています。
講座の金額は、9割は無料、残りの1割も、
相当の低価格で提供できるはずです。

そんな中で、表題の件。
今日のテーマは、

英語の4技能の再検討

です。

英語の4技能というのは

「読む」「書く」「聞く」「話す」

というヤツです。
割と日本の学校教育では長年に渡って
この4技能というものが刷り込まれていて
特に疑問もなく近年にいたります。

が、今回、冒頭紹介した講座を考えるにつけ、
この区分けってよくよく考えると変だよな…
などと思うにいたり、
議論の出発点に据えています。

今日はそんな、既存の英語学習の在り方を
少しアップデートできないかな…
というお話です。

目次

英語学習における4技能の疑問点

いや、とは言ってもこの4技能はご尤もです。
何一つ、間違ったことは言っていない。

英語に限らず、言語というものには
「読む」「書く」「聞く」「話す」
という4技能が存在していることでしょう。

ただ少なくとも、時代の要請を考えれば
「読む」と「書く」についての重要性は
相対的に下がってきている

ということは言えそうです。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんが…
主に受験や、テスト業界界隈から…

言うまでもなくAI翻訳で速攻で代替されます。
というか既にされています

一方で、「聞く」「話す」については、
やはりどこまでいっても
人間同士の信頼構築には
生身の人間同士が話さないと
どうしようもないという部分は否定できません。

技術的にも、実際のビジネスの場面では
複数の人間が同時に話しまくるし、
何なら誰かが話している最中にも
お構いなしで他人が話を被せてくる
ため
ちょっとAI通訳にも厳しい場面が多いです。
1対1の打ち合わせとかなら
何とかなるレベルは相当上がっている印象です。
でも実態として1対1はあまり無い…

このあたりの話は以下の記事でも。

とした時に「聞く」「話す」の重要性は
相対的に増している
よなぁ、という感じです。

ということで、従来の4技能について、
冷静に考えると昨今はどうあるべきか、
簡単にではありますが考えていたところです。

英語習得に必要な技能再考(仮)

「読む」「書く」の重要性が相対的に
下がっている
のだとしたら、もはやここは
一回無しにしてしまいます(大胆)

というか、そもそも4技能のなかに
「話す」というのがあるわけです。
従来の4技能とは解釈が違うかもしれませんが
そもそも「話せる」なら「読む」「書く」
ある程度できていることが前提でしょう。

その意味で、究極的には「話す」
英語学習のゴールである、と置いてみます。

そうすると、不自由なく会話する、
つまりは「話す」ためには「聞く」が重要。
これは英語で海外の方と話す時に痛感しますが、
結局のところ「リスニング」は超重要です。
「リスニング」ができないと、周りで何が
起きているのかわからなくて精神的にキツく、
日常生活や会議で相手が言っていることが
わからないということの恐怖は計り知れません。

そう考えると「話す」より先に
「リスニング」という技能があるべき、
と言えるのではないかと思いました。

そう、

4技能(というか2技能)は
並列で存在するのではなく
順番や強弱が存在する

という考え方です。

「リスニング」が重要というのは疑いようなく、
とは言えこの「リスニング」をモノにするにも
「単語」「文法」がないと無理です。

なんだかんだ「単語力」は相当重要で、
1つの文章のなかに2つも3つも
知らない単語が出てくると厳しい
です。

相応の「単語力」があれば、
知らない単語を聞いても、他が分かれば
言っていることの意味を推測できるかも。
「文法」も同様で、最悪、何を言われているか
推測する武器になる可能性があります。
というか「リスニング」だけでなく
「話す」という際に文法は必要です。

つまり、英語学習の目標として「話す」
それ以前に「リスニング」なしでは話せない。
「単語」「文法」が無いと「聞けない」

構造的には簡単だけどこんな感じ?

表記ゆれは一旦おいておき、
あくまで仮ですが、そんな感じがしています。

英語学習の講座に向けて

まだいろいろと緩いですが、
仮に上記のように英語習得に必要な技能を
構造的に捉えてカリキュラム検討中です。

「リスニング」が重要なことは疑いの余地が
全くないと思いつつ、実際に身につくのは
割と最後の方になりそうです。
練習方法は明確にしながらも、
同時並行的に「単語」と「文法」を強化する。

その具体的な方法を、
いかに無駄を省き、
かつシンプルにお伝えして、

初心者でも無理なく、
ビジネスで通用する英語力を身につけるか。

鋭意カリキュラム検討中です。
また進捗は適宜ブログで
お知らせできればと思っておりますので
今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします!

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