英語の型として知られる5文型をとにかく簡単に解説~その②~

皆さんが構築を終えた英語の土台
以下の14項目を学び終えました!
(15番目の項目は実践編にてカバー)

  1. 状況を説明できる
  2. 自分のことを説明できる
  3. 細かなニュアンスを伝えられる
  4. 未来のことを言える
  5. 今していることを言える
  6. 過去のことを言える
  7. ずっと続いていることを言える
  8. ぼやかして伝えられる
  9. 動詞を名詞にできる
  10. 比較できる
  11. 文章をつなげられる
  12. もしものことが言える
  13. お願いできる
  14. 人から聞いたことを伝えられる
  15. 学んだことを組み合わせられる

上記の知識を前提に、少し前にお話した
英語の型について、本日は完成させます。

以前お話した英語の型は
第1文型~第3文型まででした。

上記では第4、第5文型を網羅できていません。
ということで本日の目標は…

第4~第5文型を理解する

ということにしましょう。いつものように、
極限までシンプルにお伝えするつもりです。
なおそもそも文型とは何かという話や、
なぜこの学びが重要かという話については
上記のブログでしっかり復習しておいてください。

目次

超基本のおさらい

まずは文型というもの自体のおさらいです。

英語には単語の並べ方が5つしかないのですね。
この単語の並べ方を文型と言っています。

具体的にはこれです。

  • 第1文型:SV
  • 第2文型:SVC
  • 第3文型:SVO
  • 第4文型:SVOO
  • 第5文型SVOC

このうち第1~第3文型までは既に学びました
なので今日は第4~第5文型までを解説します。

改めての補足になりますが、
言語学を学ぶような人からすれば
5つの文型では不充分です。
あくまでビジネスで使うレベルでは
5個の型を知っていれば充分です。

文法用語についてもおさらいしましょう。
本学習法では文法用語はほぼ使いませんが
最低限知っておくべきは以下の通りです。

ここまでおさえた上で、進めていきましょう!

第4文型:SVOO

まずは第4文型です。

第4文型:SVOO

要するに単語を

主語(S)→ 動詞(V)→ 目的語(O) → 目的語(O)

の順番で並べれば文章ができますよ、
ということを示しているだけです。
もはや、主語(S)の後に動詞(V)、
というのも耳にタコができそうですね。

SとOには名詞か代名詞がくるというのも
既に学んでいる通りです。

ここで注目すべきは
目的語(O)が2つ並ぶ
ということだけでしょうね。

例えば…

  • I told him truth.
    「私は彼に真実を言った。」
  • I gave him money.
    「私は彼にお金をあげた。」
  • I bought her a present.
    「私は彼女にプレゼントを買った。」
  • He showed me a picture.
    「彼は私に写真を見せた。」
  • She will get me a ticket.
    「彼女は私にチケットをくれた。」
  • They found me a place to live in.
    「彼らは私に住む場所を見つけてくれた。」

全部、主語→動詞の後に目的語が2つです。
一応、2つの目的語にで線を引いてみます。

  • I told him truth.
    「私は彼に真実を言った。」
  • I gave him money.
    「私は彼にお金をあげた。」
  • I bought her a present.
    「私は彼女にプレゼントを買った。」
  • He showed me a picture.
    「彼は私に写真を見せた。」
  • She will get me a ticket.
    「彼女は私にチケットをくれた。」
  • They found me a place to live in.
    「彼らは私に住む場所を見つけてくれた。」

最初の目的語は全部「人」ですね。
で、最後の目的語は「物」です。
最後の文章は“to live in”なんていう
副詞の塊がついていますが構造は同じです。

要するにこれらの文章は、ほぼほぼ、
「人」に「物」をあげる
という意味になるということです。
動詞の意味はもちろん考えるべきですが、
困った時には「あげる」というコアの意味
頭に思い浮かべて、後は文脈で意味を考える
というのでも実は充分何とかなります。

これが第4文型です。簡単すぎますかね。

第5文型:SVOC

最後に第5文型です。

第2文型:SVOC

これも考え方は全く同じです。
単語を

主語(S)→ 動詞(V)→ 目的語(O)→ C

の順番で並べれば文章ができますよ、
ということを示しているだけです。

Cについても覚えていますか?
ポイントは「=」の関係でしたね。
第5文型の場合は最後の目的語(O)と
その後ろにくる単語が同じもの
であれば
その後ろのものがCと呼ばれます。

例えば…

  • She found it difficult to become a teacher.
    「彼女は先生になることは難しいと分かった。」
  • Milk makes you healthy.
    「牛乳を飲むことで健康になります。」
  • She made me sad.
    「彼女のせいで私は悲しくなった。」
  • He made me angry.
    「彼は私を怒らせた。」
  • This medicine will help you get better.
    「この薬を飲めばあなたは良くなりますよ。」

Oの部分Cの部分をそれぞれ
下線を引いてみます。

  • She found it difficult to become a teacher.
    「彼女は先生になることは難しいと分かった。」
  • Milk makes you healthy.
    「牛乳を飲むことで健康になります。」
  • She made me sad.
    「彼女のせいで私は悲しくなった。」
  • He made me angry.
    「彼は私を怒らせた。」
  • This medicine will help you get better.
    「この薬を飲めばあなたは良くなりますよ。」

全部、OがCになるという文章ですよね。
これが第5文型です。

  • She found it difficult to become a teacher.
    「彼女は悲しそうに見える。」

it = difficultです。

  • Milk makes you healthy.

you = healthyです。

  • She made me sad.

me = sadです。

ということで、S→V→O→Cの順番で
単語を並べれば文章ができる
わけです。

なお、既に学んだ通りで
Cは名詞か代名詞か形容詞しかない
ですね。

今日の復習と次回以降の予告

以上、英語の型について非常にシンプルに
学んできました。ここまでの学習ができていれば
英語の型も簡単に理解できたことでしょう。

簡単におさらいしますね。
単語を並べる順番は単純に覚えてください。
以下は、前回の文型の学びでも出たことですが
大事なことなのでここでも繰り返します。

  • 単語や単語の塊の並べ方を
    示すものが英語の型

    (=いわゆる英語の文型)
  • SとOは(代)名詞が入る
  • Cは(代)名詞か形容詞が入る

もはやこれで英語を話す素地ができました。
ここから先は実践あるのみです。

次回以降は、実践を意識したコンテンツを
準備していきますので
少々お待ちいただければ幸いです。
英語の土台で言えば15の部分。
「学んだことを組み合わせられる」
にあたるところです。

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