他人に●●させる、という英語の表現

今日で「人から聞いたこと」関連の学びは
最後になります。
本日は「人から聞いたこと」つながりで
「人から●●させられる」といった表現を
押さえておきたいと思います。

他人に●●させるという表現

これについて学んでいきましょう。

ここで学ぶ言い方は3つしかありません。
どれも文章の作り方は一緒ですので
今日もサクッと知ってしまいましょう。

では、早速中身に入っていきます。

目次

「●●させる」の3つの表現

今日学ぶことは3つしかありません。
しかも単語としては非常に簡単。
単語の使い方も難しくありません。

まずはその3つの表現についてです。
同じ「●●させる」という意味でも
ニュアンスによって大きく3つの表現があります。

このニュアンスは、当然動詞で使い分けます

~させてあげる

「~させてあげる」という、
ちょっと優しいニュアンスです。

これに該当する単語は“let”です。
許可っぽい感じですね。

~させる

優しいニュアンスの“let”に対して
厳しめのニュアンスです。

単語としては“make”を使います。
強制している感じですね。

~してもらう

これは少し依頼のニュアンスが入りますね。
単語としては“have”を使います。

let, make, haveの使い方

それぞれニュアンス違いですが、
単語の使い方は共通しています。

let / make / have + 人
+ 動詞の原形

これだけです。それぞれ例文を見ていけば
一発で理解できるはずです。

let =「~させてあげる」

ビジネスの場面でよく使われるのは
こんな言い方でしょう。

Please let me know if you have any questions.
「質問があれば知らせてください。」

知らせる、という許可を得ていますね。
要するに「教えてください」ということです。

許可という意味では”allow 人 to”も
知っておくと良いでしょう。もともと
“allow”は「許す」という意味ですね。
“Allow me to ask questions.”で
「質問することを許してください」
要するに「質問させてください」
というイメージです。

make =「~させる」

強制のニュアンスがあります。
例えばこんな感じ。

She made her son clean the room.
「彼女は息子に部屋を掃除させた。

先ほどと文章の作り方は全く同じですね。

have = 「~してもらう」

こちらは以下のような例文でどうでしょう。

I’ll have my friend bring an umbrella to the station.
「友人に駅まで傘を持ってきてもらうよ。」

こちらも先ほどまでと同じ使い方です。

この3つに”get”を加えて学ぶのも
良いと思います。ただし、4つを
超えると何かと覚えにくくなるので
今日は3つまでとします。今回の
“have”と今話題に出した”get”には
共通の使い方があるので、それは
また文型の話をする際に説明します。

今日の復習と次回の予告

今日は「人に●●させる」という表現を
学びました。

  • let = ~させてあげる
  • make = ~させる
  • have = ~してもらう
  • let / make / have + 人
    +動詞の原形

とりあえずは上記で押さえておけば
大きくは外さないでしょう。

さて、これで「人から聞いたことを伝える」
「人から●●させられる」に関連した
言い方の学びはおしまいです。

次回は復習の時間にあてたいと思います。

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