ちょっと前回は簡単すぎましたね。
今日もそこまで難しくないですが
もう少し英語っぽい感じというか、
こなれた表現の学習になります。
英語での一般的な伝聞の言い方
これを学んでいきましょう。
では、早速中身に入っていきます。
●●するように言われた
例文としては、他人に依頼する方法の際に
出てきた例文を使っていきましょう。
Turn to the right, and you will find the station.
「右に曲がってください。そうしたらあなたは駅を見つけるでしょう。」
こういう例文がありましたね。
以下のブログ参照です。
特にこの文章の前半部分。
Turn to the right.
これを人から言われた感じにするにはどうするか
考えてみましょう。
例えば「彼」という人物がいて、
その人から言われた、という文章にします。
彼から、右に曲がるように言われました。
こういう内容を英語で言いたい時の話です。
一番簡単な方法で言う
もう、皆さんが知っている知識でできますね。
前回学んだ、一番簡単な方法でどうでしょう。
He said, “Turn to the right.”
できました!超簡単ですね。
もう、これだけで乗り切るのもOKです。
もう少しバリエーションを増やしたい人は
次の言い方も知っておきましょう。
●●するように言われた
「~するように言う」という意味の単語を
知っていれば、以下のように言えます。
これに当てはまる単語は“tell”です。
この過去形は“told”ですので、こんな感じ。
He told me to turn to the right.
「彼は私に右に曲がるように言った。」
難しくないですね。これ、考え方としては
以前も出てきたものと同じです。
- He told me.
「彼は私に言った。」 - I should turn to the right.
「私は右に曲がるべきだ。」
上記2つの文章をつなげているイメージです。
「彼は私に言った」と結論を先に言ってしまい、
その後に「私がどうすべきか」という話を
後から補足するという例のパターンです。
こちらのブログで解説済みです。
結果として、上記の文章が出来上がります。
He told me to turn to the right.
「彼は私に右に曲がるように言った。」
文章をつなげていく発想を持つのも良しですし
“tell 人 to ●●”
=「人に●●するように言う」
という具合に表現として覚えてしまうも良しです。
●●するように頼まれた
先ほどの表現のニュアンス違いで、
「●●するように頼まれた」という
ニュアンスで伝聞することも可能です。
この場合の単語としては“ask”(=お願いする)
という単語を知っていれば言えます。
He asked me to turn to the right.
「彼は私に右に曲がるようにお願いした。」
ほとんど同じような話ではありますが
ニュアンスは随分違って聞こえますよね。
状況に応じて使い分けるようにしましょう。
ちなみに、これも先ほどと同じで
先に結論を言って、細かい内容は後回しという
英語の原則に忠実な文章です。
“to”で文章をつないでいっているという
解釈も可能です。
表現的に覚えるとしたら先ほど同様、
“ask 人 to ●●”
= 「人に●●をお願いする」
という感じで覚えてしまうと早いでしょう。
今日の復習と次回の予告
今日も全く難しくなかったと思います。
今日学んだ2つの言い方はビジネスでも
日常生活でも頻出ですので
サクッと知っておくようにしましょう。
- “tell 人 to ●●”
=「人に●●するように言う」 - “ask 人 to ●●”
= 「人に●●をお願いする」
難しくないのによく使う、
コスパが良い表現でしたね。
次回は他人からの質問を別の人に伝える、
という場合について学んでいきます。