今日から数回は英語でのお願いの仕方です。
本日の学びの目標は
英語でシンプルにお願いできる
ということでやっていきましょう。
と、言っても実は過去の学びのなかで
既にふれていたりします。
まずはその時のことを思い出しながら
簡単な依頼の方法を学びましょう。
動詞の原形で依頼する
一番簡単な依頼の方法は
動詞の原形でお願いする
です。
動詞の原形とは何ぞや?
という人は以下の各ブログで復習を。
さて、この動詞の原形でお願いする方法は
過去のブログでも触れていました。
こちらのブログの中に出てきた例文です。
上記のブログの中で、
以下のような例文が出てきました。
Turn to the right, and you will find the station.
「右に曲がってください。そうしたらあなたは駅を見つけるでしょう。」
これは完全に相手にお願いをする文章です。
主語も何も言わず、いきなり動詞の原形で
文章が始まれば依頼の文章です。
この場合、いきなり“turn”と言っているので
「曲がってください」という感じです。
言い方次第ではキツメに聞こるかもしれません。
「曲がりなさい」ぐらいに。
ほんの少しだけ丁寧に依頼する
そこで、ほんの少しだけ丁寧に言いたい時です。
「~してください」というようなやや丁寧な
「ください」のニュアンスをつけるのであれば
“please”を言っておけば無難です。
Please Turn to the right, and you will find the station.
「右に曲がってください。そうしたらあなたは駅を見つけるでしょう。」
これは万能な言い方なので、
とりあえず“please”を言っておけば
何とかなります。
ただし、これも結局言い方次第です。
例えば電気をつけてもらいたい時。
Please turn on the light.
本当はもっと丁寧にお願いする方法はありますが
それは次回にとっておくとして、
まぁ、言い方をお願いする感じにすれば
基本的には上記で何とかなります。
「電気をつけてください。」ですね。
ところが、相手が電気をつけてくれることを
前提としてちょっと高圧的に言う感じだと…
Turn on the light, please.
こんな感じだと、先に“turn on the light”と
ややぶっきらぼうに言ってしまってますので、
例え最後に“please”と言ったとしても
ちょっと感じが悪く聞こえたりします。
そういうことも踏まえると、“please”は
最後よりも最初に言っておいた方が
まだほんの少しだけ丁寧かな…
という感覚ですね。
「●●しましょう、さもなくば…」
タイトルに書いたように
「●●しましょう!さもなくば…」
みたいな、同じお願いごとでも、
●●をしないとまずいことになる…
みたいな場面もあることでしょう。
その場合は、普通にお願いをした直後に、
つなげる言葉の“or”を言い、その後に、
予想される結果を言えば伝わります。
Go now, or you’ll be late for the meeting.
いきなり動詞の原形の“go”で始めていますから
これも明らかにお願いする文章ですね。
「今行きなさい」と言っています。
その直後に“or”です。
「今行きなさい、さもなくば…」
ということを言っている文章です。
「さもなくば会議に遅れるよ。」
という意味になります。
まぁ、日本語で言うと「さもなくば」ですが
英語的には“or”の本来の意味である
「あるいは」という意味ですよね。
「今行くか、あるいは会議に遅れるか」
という2択を言っているに過ぎない文章です。
までも、これを日本語っぽく訳してあげれば
「今行かないと会議に遅れるよ」
というのが自然、というだけの話です。
ご自身が解釈しやすい方で頭に入れて
いただければと思います。
今日の復習と次回の予告
今日は他人にお願いするための
一番簡単な方法を学びました。
- 動詞の原形でお願いする
- “please”で少しだけ
丁寧になる - “お願い, or”で
「さもなくば…」を
表現できる
次回は、もっと丁寧にお願いする方法です。
一般的には次回学ぶ言い方の方が
多用される印象がありますので
引き続きしっかり学んでいきましょう。