前回から引き続き、本日の学習の目標は
動詞を名詞にする
です。
前回は
“to”+動詞の原形
を使って動詞を名詞化する方法を学びました。
本日はもう一つの方法を学びます。
早速、学習していきましょう。
“ing”を使って動詞を名詞化する
前回から引き続きの例で
「私は食べることが好きです。」
という文章があった場合で考えます。
一つのやり方は“to”+動詞の原形でした。
「食べること」を“to eat”と表現して、
- I like to eat.
「私は食べることが好きです。」
という感じでしたね。
今日の方法は
“動詞ing”
です。
「食べること」は“eating”とも表現できます。
- I like eating.
「私は食べることが好きです。」
この方法もとても簡単ですね!
これで動詞を名詞化することができました。
“to”と”ing”の使い分け
動詞を名詞化する方法を2つ学びました。
ここで誰もが気になるのが
“to”と”ing”ってどう違うの?
ということでしょう。
基本的には同じです。
ですが、直前の動詞によっては
“ing”しか使えない動詞もあったりします。
それほど数は多くないので今、覚えましょう。
“ing”しか使えない動詞
非常に有名な覚え方がありまして
「メガフェプスダ」と覚えます。
なんのこっちゃ?
という感じですが、単なる言い易さだけです。
MEGAFEPSDA
これをカタカナで読んだだけですね。
これが“ing”しか使えない動詞の頭文字です。
- mind「気にする」
- enjoy「楽しむ」
- give up「あきらめる」
- avoid「避ける」
- finish「終える」
- escape「逃げる」
- postpone「延期する」
- stop「やめる」
- deny「否定する」
- admit「認める」
これらの動詞の後には”ing”しかきません。
- He enjoyed playing tennis.
「彼はテニスをすることを楽しんだ。」
こんな感じですね。
前回“to”には少し前向きなイメージがある、
というニュアンスをお伝えしました。
上記の“ing”しか使えない動詞はどうでしょうか。
必ずしもそうとは言えませんが、
少し後ろ向きなイメージがありませんか?
“enjoiy”と“admit”以外は
意味合いがちょっとネガティブですね。
ざっくりとではありますが、“to”と”ing”が
両方使える場合には、前向き、後ろ向き、
というニュアンスで使い分けても
良いかと思います。万能ではないですが
まぁ、概ねそんな感覚で構いません。
今日の復習と次回の予告
今日は動詞を名詞化する方法の2つ目を
学びました。
- 動詞を名詞化するには
「動詞ing」という方法もある - “ing”はやや後ろ向き感が
感じられる場合もある - MEGAFEPSDAの後で
動詞を名詞化する場合は
基本的には”ing”を使う
今日も簡単でしたね。あっという間でしたが
これで動詞を名詞化する方法はおしまいです。
次回はこの2回を振り返って、
復習の時間にあてたいと思います。