こちらのブログでは、
私の英語学習の道のりから、
特に英語力がアップした瞬間に
焦点をあてて、
その要因を探っていければと思っています。
一つ一つの瞬間で学べたことが多いので、
このブログでは先ずはその瞬間の概要を記し、
以後のブログでそれらの瞬間を細かく振り返り、
皆様に共有できるポイントを探ります。
一連のブログを読んでいただいた方には、
英語力レベルアップに何が必要か
について分かるようになれば良いなと思います。
あくまで私一人の経験だけの話ではありますが、
英語学習の参考に1ミリでもなれば幸いです。
なお、私の英語学習の全ての道のりについては
以下のブログにて長々とまとめておりますので
必要に応じてご参照ください。
では、早速本題です。
上記のブログにある長い英語学習歴のなかで、
私の英語力がレベルアップした瞬間ベスト3は、
- 2.5ヶ月のアメリカ生活
- 浪人時代の勉強
- 初めての英語プレゼン
上記3つです。
2.5ヶ月のアメリカ生活については、
厳密にはそれほど英語力はアップしていません。
英語力自体は日本にいながらにして
ビジネスレベルに高めることは可能です。
それでも、その後の学習に活きる、
大切なことをいくつも学べましたので
ご共有できればと思います。
先ずはそれぞれの瞬間についての概要紹介です。
2.5ヶ月のアメリカ生活
英語力はさほど上がらなかった現地滞在ですが
それでも機会があって行けるのであれば、
大変な刺激になりますのでお勧めします。
私は高校時代にひょんなことから渡米しました。
肝心の英語力アップにどう寄与したかというと…
当時、受験科目の英語としてはそれなりに
自信があった方だと思っていたのですが、
はっきり言って、ネイティブ相手の英会話は
まるで歯が立ちませんでした。
悲しいことに、2.5ヶ月の滞在期間中最後まで、
ペラペラと自分の意見を英語で話せるようには
なりませんでした。
何なら、ペラペラ状態になったのは
日本での勉強が全てと言って良い状態です。
それでも、リスニング能力については、
多少ではありますが向上が見られました。
このあたりの感覚については次回のブログで
リアルなところを振り返れればと思います。
- なぜ英語が聞き取れないのか
- どうやったら聞き取れるようになるのか
そのあたりが感覚的に分かった体験でした。
この短期間の滞在体験で得たことは、
- 英語学習の明確な目標
- リスニング力の向上
- 自分の意見を持つこと
そんなところです。
これらのポイントを意識できたことで、
その後の英語学習が大きく後押しされました。
次回のブログで、一つ一つご紹介します。
浪人時代の勉強
浪人時代の勉強は、明確に中学時代の勉強が
土台になっていました。感覚的には、
高校時代に入ってから新しく学んだことは
文法的にはほぼ無いんじゃないかと思います。
- 単語レベル
- 熟語レベル
- 言い回しの幅
このあたりは年齢相応になっていきますので
明らかに中学時代よりは知識が増えています。
とは言え、もはやこれは暗記の世界です。
ひたすら音読して覚えれば良い話です。
もう一つ重要だったのは、当時の大学受験英語で
点数を取るために必須の要素として
- 文構造の把握
がありました。
これは、どんなに複雑な文章がきても、
有名な5文型のうちのどれなのか、
どこまでが主語なのか、どれが動詞なのか、
この代名詞は何を指しているのか…等々、
とにかく文章の仕組みを全て理解する技術です。
当時の大学受験ではこれができるか否かで
大きく点数が変わってくる印象でした。
まぁ、特に読み書きに力を発揮する話ですし、
個人的にはあまり好きな分野ではないのですが、
それでも英語という言語を理解する上では
かなり役立ったと言えます。
ということで、大学受験のための勉強で、
私の英語力のほぼ全てが培われました。
- 単語、熟語レベルの向上
- 言い回しの幅の拡充
- 文構造の完全把握
このあたりのより細かな話は、
以下のブログで紹介しています。
初めての英語プレゼン
社会人になって初めての英語プレゼンです。
ビジネス力はそれなりにつき始めていた頃。
それでも英語プレゼンと日本語プレゼンでは
大きな違いがありました。
この時のことはかなり鮮明に覚えています。
- プレゼン中にも関わらず
ガンガンに質問や突っ込みをしてくる聴衆 - いつまでも止まらない質疑応答
- 思いもよらない内容の質問
頭は常に全回転で、とんでもない疲労でした。
その後の日本語の打ち合わせなんかは、
もう止まって見えました笑
- なぜ英語プレゼンや打ち合わせを
難しく感じてしまうのか
このあたりについても、その後に続く
英語での業務を通じて明快に分かってきました。
この辺の話はかなりのノウハウがあり、
しかもそのうちの結構な部分は小手先の技術で
何とか乗り切れるものだったりしますので、
また別途、コンテンツ化したいなと思います。
もちろん、結局、場数は大事です。
結局、場数は大事
最後は身も蓋もない話になってしまいました。
さすがにこれでは学びにならないかも…と思い
以下の記事で少し補足しましたので
よろしければご参照ください。
英語力レベルアップに必要な要素
これまでの話を統合すれば、
英語力のレベルアップに必要な要素は
以下のように言えそうです。
- 英語学習の明確な目標
- リスニング力の向上
- 自分の意見を持つこと
- 単語、熟語レベルの向上
- 言い回しの幅の拡充
- 文構造の完全把握
- 場数(慣れ)
ここで紹介したのは、あくまで
「レベルアップのための」話です。
レベルアップする前の土台が必要
であることは
頭の隅に置いておいていただければ幸いです。
では、次回のブログからは、
実際に上記のような要素を、
具体的にどうやって高めていくのか。
もう少し具体に迫っていこうと思います。